女王さまは「アンジェラ」。 遠くからすでに香りが漂っていた。 「ピエール・ド・ロンサール」はやさしい香り。 お花がひそひそ、ささやき合ってた。 「ファビュラス！」は大輪の白ばら。 こぼれ落ちた花びらもきれい。 雨に濡れた「ザ・マッカートニー・ロ…

小さな草花にちかよってみた。 白い花びらがほのかに光っている。 ほわほわ、白いわたぼうし。 花は、わたしを見つめている。 なにか話しかけてくる。 ワタシモ イキテイルヨ。 カゼガ トテモ キモチイイ。

お花たちが話しかけてくる。 「ねえ、どうだった？」「うん。まあまあだったよ」 「そう。じゃあまたね！！」 お花たちは、みんなでゆれながら歌っている。 右の子たちは笑っている。 左の子は少し心配してくれてるみたい。

ぴんく色の赤ちゃんざくらを見つけました。 少し寒そうです。 赤ちゃんざくらが咲いたところ。 ちょっと恥ずかしそうにしてるね。 青葉がさらさら。 とろ～んと樹液が流れていました。 木も生きているんだね。

きいろいミモザが咲いた。 鈴なりのお花たちは、ふわふわふわと、ゆれている。

梅のお花に、みつばちがぶんぶん。 お日さまさんさん。 お花も喜んでるみたい。 まんまるなつぼみ、ボールみたいにぷっくりしてる。 がくが王冠みたいでかっこいい。

野遊びに行ったら、水仙が咲いてた。 手作りのお菓子みたいに、少しずつ模様がちがう。 きゅーんと匂いがした。